2月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4332ページ
ST 桃太郎伝説殺人ファイル 警視庁科学特捜班 (講談社文庫)
STシリーズ。桃太郎の伝説についての新解釈(地元では昔からの通説?)がメインテーマ。蓬莱のような歴史ミステリー的展開を期待したが、桃太郎はあくまで道具立てだった。少し物足りないかな。
読了日:02月27日 著者:今野 敏
フェイク 疑惑 (講談社文庫)
読了日:02月26日 著者:今野 敏
茶室殺人伝説 (講談社文庫)
今野さんらしくない作品。。。ストーリーの軽さはティーンエイジャー向けの恋愛小説のよう。とは言い過ぎかな?まさかゴーストライターってことはないと思うけど。これも今野流の実験的なスタイルと考えれば、有りかな、と複雑な感想になってしまいました。
読了日:02月26日 著者:今野 敏
地を這う虫 (文春文庫)
高村さんと言えば執拗なまでの緻密な細部描写が持ち味で、長編であればこそその重厚感を堪能できると思っていました。が、本作は短編集でありながら別の味わいがあります。寡黙な元刑事たちはそれぞれ「現在」に順応しようろとするが、振り切れない「過去」を背負ってもいる。組織で染み付いてしまった垢は拭い落とせないものか。そんな悲哀を感じてしまいました。
読了日:02月23日 著者:高村 薫
黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
デビュー作から小説のスタイルが変わってないことを知りました。最初の頃、ディティールの描写がうるさく、読みにくいなと感じたこともあったけど、今は逆に重厚な構造物のような描写に惹かれています。あと、主人公を始めとした主要人物に「顔」が無いのも特徴的。作者の思いを「語らせない」、都合のいいように「思わせない」、作者の主観で動かないので本当に居る人のように感じてしまう。本作にそんな高村ワールドの原点を見た思いです。
読了日:02月20日 著者:高村 薫
最前線―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
読了日:02月18日 著者:今野 敏
約束の冬〈下〉 (文春文庫)
う~ん、やっぱりみんないい人過ぎる。あとがきでエクスキューズしてるけど、ハードな内容を読んでいる今日この頃、ありえない流れだと思いました。
読了日:02月16日 著者:宮本 輝
切り札―トランプ・フォース (中公文庫)
途中までは武打星に似てた。後半はちょっと・・・
読了日:02月10日 著者:今野 敏
約束の冬〈上〉 (文春文庫)
輝ワールド全開。登場人物がいい人過ぎる。
読了日:02月09日 著者:宮本 輝
レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫)
読了後のこの感覚は何だろう?暗くもなく明るくもない、後悔でも希望でもない、ただ会社と警察と競馬場で蠢く男たちの日常と狂気を淡々と目の前に広げられた感じ。読む人の立場やその時の生活で読後感も違うのだろう。
読了日:02月06日 著者:高村 薫
警視庁神南署 (ハルキ文庫)
読了日:02月05日 著者:今野 敏
レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫)
重くゆっくり進んでいくストーリー。交錯する人間関係。気を抜いて眺め読みしていると、「これ誰の話だっけ?」と思い読み返すことしばしば。少なからず緊張感と集中力が要求される中巻だが、読んでいて苦痛ではなく、ある種難解なパズルのピースをひとつずつ埋めていく快感に似ているものがある。黒く塗りつぶされた影のようにLJが描かれているのも、この巻の特長。
読了日:02月03日 著者:高村 薫
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記事一覧
2月のまとめ
1月のまとめ
1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2018ページ
レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)
重く静かに始まるストーリー。モノクロ映画を見ているような感覚。執拗なまでに緻密に描かれるディティール。中巻以降の一気呵成の展開が予想されます。
読了日:01月28日 著者:高村 薫
ワシントン封印工作 (新潮文庫)
600ページ超の大作だったけど最初から最後までページを繰るのが楽しみでした。佐々木さんの開戦前夜シリーズは虚実織り交ぜてのストーリーテリングも素晴らしく、史実として結果が分かってることでもハラハラしながら読ませてくれます。佐藤正明さんの解説も読後感を損なわさせず、気持ちのいい文章でした。
読了日:01月22日 著者:佐々木 譲
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)
上中下と一気読み。面白い。ダンブラウン他の作品も読んでみたい。
読了日:01月12日 著者:ダン・ブラウン
ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)
読了日:01月10日 著者:ダン・ブラウン
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
翻訳小説にはアレルギーがあったのですが、本書はとても読みやすく、情景も目に浮かんでくるようです。まずは上巻300ページを2日ほどで読めました。
読了日:01月09日 著者:ダン・ブラウン
読書メーター
特急ワイドビューひだ殺人事件
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著 者:西村京太郎
お勧め度:□□□□□
相変わらず句読点の多い文章。
ちょっとここまで多いと、読むリズムが狂ってしまう。
今まで読んだ西村モノでも、本作のレベルは低い。
まず、冒頭から十津川が着目するのは新聞の3行広告。都合よくこれから犯罪に繋がっていくという件は伏線というより、この後の展開に持っていく手抜きとしか言えない。
何のつながりも無い事柄も、ふとした閃きでどんどん事件の核心に迫っていく。(もう、ストーリーとしての発想が中学生レベルなのである)
とにかく話が十津川警部に都合よく、ポンポン展開されて行ってしまう点などは、逆に単純明快で本格的な推理小説で疲れた頭脳には清涼剤になり得るのかも知れない。
近未来SFさながら、コンピューターが具体的に犯行を指示し、警察もそれをアテにしているのである。
もしかしたら世界のどこかに、このような優れた人工知能を持つスパコンがあるのかも知れないが・・
愛人刑事(デカ)
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著 者:つかこうへい
お勧め度:■■□□□
相変わらずの強烈なキャラクター描写。
ストーリーで読ませるというより、人物で引き込んでいくといういつものテクニック。
もう20年前の作品になるが、世界情勢の分析などは現在に通じるものがある。
タグ:ハードボイルド
危ないお仕事!
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著 者:北尾 トロ
お勧め度:■■□□□
北尾トロ4冊目、さすがに飽きてきた・・・
意外と「危なさ」では、前作「怪しいお仕事」の方が勝っていたような気がしないでもない。
タグ:ノンフィクション
トリック狂殺人事件
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著 者:吉村 達也
お勧め度:■■■□□
推理モノというより、娯楽小説として読んだほうが抵抗無く受け入れられる。
吉村作品は軽妙な会話と漫画のようなキャラクター設定が良い。
「由布院温泉殺人事件」では、凄惨な事件と刑事親子の軽いタッチにギャップがあり、それはそれで面白かったが、本作では漫画タッチに徹している財津警部のキャラが良かった。
トリック自体は、ちょっとなー、という感想
タグ:推理
46番目の密室
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著 者:有栖川 有栖
お勧め度:■■■□□
主人公は有栖川有栖本人という設定。
タイトルからも想像できるが、推理のための推理といった内容。
推理小説に殺人は付き物であるが、現実世界では殺人を犯すというのは相当な動機あるいは、本当に「はずみ」であることがほとんどではないだろうか。
なので、この手の犯罪小説を読む立場として、それなりの動機なりがあって、結果的に現場は密室であった、というシチュエーションであれば共感できると思うのだが、謎解きのための小説であれば、それなりの演出やクイズ的要素が必要なのではないだろうか?
その点、先日読んだ「マークスの山」は非常に完成度が高いと思う。
タグ:推理
株価暴落
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著 者:池井戸 潤
お勧め度:■■■■□
銀行マンものの池井戸作品であるが、今回は無差別テロというサスペンスと、その被害によるスーパーの株価暴落という経済的要素がぎっしり詰まった内容となっている。
この人は本当に頭がいいんだな、とつくづく感心させられる。
頭のいい人は話の内容だけではなく、文章そのものが流れるように抵抗無く頭に入ってくる。
また、今までの銀行の内部暴露的なストーリーだけでなく、社会事象や経済の仕組みなど、一般には理解しづらい事柄にも事件や人物の会話から、上手く読者を誘導してくれている。
この点、難しい医療の世界を分かりやすく描写している海堂尊に通じるものがあると思う。
タグ:銀行
アルバイト探偵
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著 者:大沢 在昌
お勧め度:■■■□□
高校生の主人公が父親の私立探偵を手伝うというストーリー
大沢作品は「走らなあかん」などキャラクターの設定が際立っており、登場人物のそれぞれの個性が立っているので、話のスジそのものに入っていきやすいのがいい
本作も肩肘張ったハードボイルドというより、ちょっとしたソフトボイルドといったところか
本当は渋い元工作員の父親ですら、ゆるい、ふわっとしたキャラに描かれている点がユニークである
タグ:ハードボイルド
寝台特急あかつき殺人事件
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著 者:西村京太郎
お勧め度:■□□□□
寝台特急あかつきの冠に惹かれて読んだ
あかつきが佐世保と長崎に分かれていた頃のお話。
時刻表トリックに着目した作品であった
元刑事の私立探偵が殺人の容疑を被せられるというストーリーに、どこかで読んだ気が・・・と思えば、「特急ゆふいんの森殺人事件」に酷似したシチュエーション
トリックは甘く、トリックのための殺人的匂いがプンプン
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