MapCali オンラインマニュアル (2)


2.ポイントの指定

本ソフトでは任意の2点の経緯度を与えることにより、画像全体の経緯度を計算します。

  1. ファイルを読み込んだら、最初の1点を指定します。
  2. カーソル位置を拡大したウインドウが表示されますので、目印になる点でシフトキーを押しながらマウスをクリックして下さい。
  3. 下の入力ウインドウが出てくるので、そのポイントの緯度と経度を入力して下さい。
  4. 位置指定されたポイントに黄色い矢印が表示されます。
  5. 同様に2点目の指定を行います。
拡大ウインドウ

緯度経度入力ウインドウ
地理院の地図画像では図郭線に緯度経度が表示されているので簡単に指定できますが、道路地図等をスキャンした画像は地図上の経線緯線を頼りに指定します。

ポイントはできるだけ離して指定して下さい。
2点間が近すぎる場合は精度が落ちるため保存されません。目安としては、2点が囲む範囲の四角形が画像の上下左右80%以上になるようにします。

また、ポイント指定を取り消す場合はファイルメニューのResetを押して下さい。
設定が良ければ、ファイルメニューのSaveを押します。
左のような確認ウインドウが表示され、OKボタンを押すとヘッダーファイルが保存されます。

なお、ヘッダーファイルは、元のファイル名の拡張子を.HDRに置き換えて同じディレクトリに保存されます。
例)
503266.bmp → 503266.hdr

保存したヘッダファイルは、元のビットマップファイルと共に地図ソフトに読み込まれます。

カシミール3Dで数値地図25000を表示した例


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