スキャナ等から取り込んだラスター（ビットマップ）画像です。
表示には経緯度情報の入った*.HDRファイルが必要ですが、ビットマップ地図キャリブレータを使用することで経緯度情報を作成することができます。
ファイル形式はWindowsビットマップ形式（*.bmp）のモノクロ〜24ビットカラーを指定できます。
国土交通省より提供されているベクトル地図です。沢山のデータが公開されていますが、現在表示できるのは、
道路データ（N01*.txt)
行政界・海岸線（N03*.txt）
公共施設（P02*.txt）
海岸線（C23*.txt)
となっています。
データは、「国土数値情報ダウンロードサービス（http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/）」のホームページから入手できますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
※国土数値情報の地図では日本測地系と世界測地系を自動的に判別することができません。そのため表示が数百メートルずれる場合があります。
地図の測地系はダウンロードサービスの最後のページに表示されていますので、地図に合わせてトラックウインドウのMapDatumを、
日本測地系の時：Tokyo
世界測地系の時：WGS84
に設定してください。
国土交通省国土地理院にて試験公開されている2500分の1ベクトル地図です。
データは、「数値地図(空間データ基盤)の閲覧（試験公開）（http://mapbrowse.gsi.go.jp/dmap/sdf/index.htm）」のホームページから入手できますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
※現状では数値地図の表示は図面1枚分（1500x2000メートル）しか行えません。次バージョンでは広範囲の地図を表示できる方法を採用する予定です。
NOAA（米航空宇宙局）にて公開されている全世界の海岸線ベクトル地図です。
データは、NOAAのホームページにて公開されていますが、Javaアプレットで範囲指定できる「Coastline Extractor（http://rimmer.ngdc.noaa.gov/coast/）」からダウンロードするのが便利です。
なお日本付近を使用する場合データ形式は、
Coastline data base：World Vector Shoreline (designed for 1:250,000)
Coast Format options:Mapgen
を指定してください。
※縮尺は25万以下の日本近辺のデータは無いようです。また、フォーマットはMapgen形式のみ対応しています。
Brent Hildebrandさんの「Waypoint+」というソフトでGPSユニットから各種データをパソコンにダウンロードできますが、そのうち
・Waypoint（GPSに記憶させたポイントのデータ）
・Tracks（GPSに自動記録されている軌跡データ）
を表示することができます。
Save>Combinedでテキスト形式に保存したデータのみ表示可能です。
詳しくは「Waypoint+（http://www.tapr.org/~kh2z/Waypoint/）」のホームページまたは中澤和夫さんの日本語訳のページ（http://hp.vector.co.jp/authors/VA001906/main/gps/waypoint+/wpt_manu.htm）をご覧ください。
日本語版のGPSの場合、「WayPoint+」では文字化けを起こします。
GARMIN等の日本語版GPSを使用している場合は、カシミール３D（http://www.kashmir3d.com/）またはGarMap（http://www.catnet.ne.jp/fukuda/garmap/garmap.html）でGPSデータを取り込んだ後、WPTまたはTRK形式で保存したものを読み込むことで正常に表示できます。
海上保安庁海洋情報部が発行しているパソコン用海図です
（電子海図はCD-ROMで供給されており、財団法人 日本水路協会にて購入できます）
電子海図には種類がありますが、本ソフトでは「航海用電子海図(ENC)」が表示できます。
また、ENCは世界共通のフォーマットですので、海外の電子海図も表示可能です。
例えばオーストラリア政府が発行している電子海図(http://www.hydro.gov.au/)も表示できます。
※左の地図は海上保安庁海洋情報部に掲載されているサンプル地図を表示したものです。(入手先http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOKAI/ENC/Japanese/sample.html)
また、本ソフトの表示はあくまで簡易表示です。全ての情報を表示しているわけではありませんので使用にはご注意ください。