IDEの変更

Delphi3をお使いの方は、もうバージョンアップを済まされましたか?
主な製品紹介はインプライズのHPに掲載されていますが、ここでは私自身が新バージョンを使ってみた感想などを書いてみます。

Delphi4では編集ウインドウが変わりました。

編集ウインドウにドッキング可能な領域が作られ、IDE上のウインドウをドッキングできるようになりました。
上は、オブジェクトインスペクタを編集ウインドウにドッキングさせた状態です。
私ウインドウをフルスクリーン状態にしてコード編集をすることが多く、今までコンポーネントのイベントを参照するのが面倒でした。が、上のようにカスタマイズすれば作業が楽になりそうです。

このようにメニューボタンもウインドウとして切り離し可能です。

ただし、問題が一つ・・・

メニューのアイコンボタンがこのように潰れて表示されるようになりました。ここのボタンはファイルを開いたり、ユニットの切り替え等、頻繁に使うのでこれでは不便です。
インプライズのHPでトラブルシューティングを検索したところ、ビデオカードによってはアイコンが潰れることがあり、回避するにはドライバのプロパティでハードウエアアクセラレータの値を「標準」以下に設定すること、とありました。しかし、それをすると他のソフトで表示がおかしくなるという問題が出たため、Delphiの方を我慢することにしました...(無念)。
ちなみに、Delphiアプリケーションでイメージリストを使った場合も同様にアイコンが潰れることが判明しました。
この問題に関するインプライズのQ&Aはこちら