矩形領域選択用Shapeコンポーネント (TSelShape) *概要  DelphiのShapeコンポーネントを拡張して作った、画面上で領域選択を行うため  のコンポーネントです。  グラフィックソフト等で選択した部分にエフェクトをかけたい場合などに使える  と思います。具体的にはサンプルプロジェクトをご覧下さい。 *同梱ファイル   readme.txt : このファイル   Sample.dpr : サンプルプロジェクト用ファイル   USample.dfm :    〃   USample.pas :    〃   Sample.bmp :    〃   SelShape.pas : コンポーネントのソース *インストール  コンポーネントのインストールは普通のグラフィックコンポーネントと同じです。  コンポーネントはSampleパレットにインストールされます。  尚、テストはDelphi3.1上でしか行っていません。 *使い方  サンプルプロジェクトをコンパイル&実行していただくと、ウインドウ上に写  真が現れ、その上に赤い四角形が表示されます。  マウスを四角の上に持っていくと四角の特定部分でリサイズ用のカーソルに変  わり、マウスをドラッグすることで四角の大きさが変わります。  また、四角の中で標準カーソル状態でドラッグすると四角が移動し、OKボタン  で領域内の画像が反転します。 *具体的なプロパティの説明はコンポーネントのソースに書いてありますが、XY  リサイズをFalseにして移動だけできるモードなども可能です。 *条件等  このコンポーネントはフリーソフトです。  作者は著作権を放棄しませんが、改変等は自由に行って結構です。  転載等に関しても自由ですが、作者にご一報いただけると幸いです。  作者はこのコンポーネントの使用または配布によって生じたいかなる損失及び 障害に対しても一切の責任を負いません。 *最後に  今回のコンポーネントは私にとって初の作品です。  Delphiの良いところは、正に「無い機能は自分で作る」というコンセプトであ  り、それが実現できる環境だと実感しました。  98/07 N.Watari watariya@geocities.co.jp http://www.dokidoki.or.jp/home2/watari/