特四式内火艇「カツ」は、こがしゅうとさんの「末期の水物兵器集」という書籍でも紹介されている異色の兵器です。同じ水陸両用車でも特二式内火艇「カミ」が戦闘用に設計されたのとは違い、「カツ」輸送任務向けに設計されたそうです。

「カツ」は1/72スケールとしてリッチモデルからリリースされました。1/35ではドラゴンから出ているようです。塗装例のインストも中々綺麗な印刷です。

パーツの大半は足回り用です。エッチングパーツ付きなのも嬉しいポイントです。

まずは台所用洗剤でジャブジャブ洗います。最近始めた習慣です。

ボディの内側にディスプレイ時の固定用にナットを仕込みます。

ボディはあっという間に組みあがります。まずはシャドー部にフラットブラックを吹いておいて、

上から薄っすらとフラットホワイトを吹いてコントラストを出します。

ボディの色はMr.カラー特色セット、迷彩色の外舷21号色を使いました。


水陸両用車ということで、喫水部より下はドロドロに汚してみました。

エッチングの排気管カバーが良い仕事してくれてます。

実際には使われなかったそうですが、魚雷も搭載してみました。


1/72の同スケールモデル、九四式軽装甲車、八九式中戦車と並べると桁外れな大きさを感じます。

1/35のチハと比べても引けを取らない大きさ。

とりあえず埃除けに100均ケースに収めてみました。そのうちプチジオラマ仕立てにしたいと思います。